久しぶりの投稿です!
以前はブログに色々とアロマのことを書いていました。
その当時、カルチャースクールのようなところや幼稚園の保護者向けアロマ講座を
担当したりといったことが、仕事のメインだったため、色々なことが書けましたが、
病院でのアロマセラピーを仕事として以来、プライバシーにも関わるため、
ブログで発信できることが少ないように思っていました。以来、無我夢中でかけぬけて
3年がたちました。症例数も
1000件に近づいてきた今、
私にできることも増えてきたように思います。また、伝えるという責任も
負っていく必要も感じています。
1000件という数字が決して大切なわけではありませんが、少し自分の中で
違ってきた!という手ごたえを感じるようになってきました。言葉としての表現は
難しいですが、「アロマセラピー」というものがあって、
自分がいて、患者さんがいて、ご家族がいる。その2者ないしは3者の
フィット感というものが違ってきたように思えます。
しかし!実はこの件数で感じているフィット感は、まだまだのもので、これからまだまだ
到達していく課題がたくさんあるものと思われます。
ここで、以前読んですごく印象的だった本を紹介します。

この本で紹介されているのは
1万時間の法則というものです。
この法則によると、
「一つの分野の世界レベルに達するために必要な練習量は1万時間。」だとされていることです。かのビル・ゲイツも、中学2年にコンピューターに
出会って以来、会社をおこす大学2年生までで、すでにこの時間に
達していたといわれ、ビートルズやコンクールで優勝した音楽家や
一流のスポーツ選手もこの時間を達成しているそうです。
この時間は、
毎日3時間のトレーニングで約10年
毎日8時間のトレーニングで約4年となります。しかし、休みの日ももちろん挟みますから、実際にはもう少し
年数がかかると思います。
ということで、私が今までアロママッサージにつぎこんできた時間を、少し
計算してみました。
アロマスクールで勉強した時間、資格認定のために必要な症例にかけた時間
(AEAJ30症例、IFPA40症例)、デイケアセンターでのアロママッサージ、
ボランティアでの緩和ケアでのアロママッサージ、そして、その他ボランティア団体で
大学や施設で行ったアロママッサージの時間を合計すると、
375時間。
そして現在日々行っている緩和ケア病棟でのアロママッサージの時間は、
事前の準備や報告の時間も含めると1症例40分くらいになります。
とすると、40分×1000症例で、
約666時間となります。
合計すると、
1041時間です。
そう・・・1万時間の法則にはまだまだ足りないことが分かります。
ただ、アロマセラピーは、精油学や解剖学などの勉強も必要となってきますので、
これを加えるとかなり膨大な数になってきます。勉強時間も計算しようかと
思いましたが、この時間はもう計算不可能。子供の幼稚園の合間にスタバで
6時間くらいねばったり(スタバさん、ごめんなさい。でも今でも大好きです。)
合間時間を20分、30分と見つけて勉強したりといった積み重ねを
何年も続け、学会や講習会、学校での勉強も加えていくと、膨大な時間に
なってきます。
ここまで書いて思ったことは、私はこの膨大な時間をアロマセラピーに
費やしてきたんだなぁ、と言うことです。そう考えると、もはや費やした時間の
多さよりも、それだけの時間を、人生をかけてきたアロマセラピーが、
とても愛おしくかけがえのないものであるということです。当たり前のこと
なのですが、それを今日再確認することができました。
1万時間の法則の本を思い出し、自分がまだまだだということを知ったと共に、
その時間に達しなくても、アロマセラピーに膨大な時間を達したことに気づいた
今日という日。これをきっかけに、少し基礎から勉強しなおしたいと思っていたことを、
スタートしたいと思います。
出会ったたくさんの方々とのアロマの時間。
今でも胸がしめつけられるような時間や奇跡のような時間が、いくつもいくつも
思い出されます。これらの時間を、いつかバトンタッチする世代に向けて、
きちんと伝えられるようにしていくことが、今の私の目指す時間です。
ブログに費やした時間はどのくらいだろう・・・。
でも1万時間費やしたら
世界レベルのブロガー??いや、ブロガーに世界レベルなんてないだろう…って思うアナタも、
akoのアロマカフェのブログを1万時間以上読んでいるアナタも、(いないか…。)
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