FC2ブログ
 
akoの『アロマカフェ』ー香りを楽しむカフェー
アロマカフェでちょこっと香りを一杯いかがですか?

煮えたぎった油の治療法にかわるアロマな治療法

1500年代に外科医として活躍したフランス人のパレーという
お医者さんがいました。


パレーは、1521年から1544年まで続いたフランスとドイツの戦争中、
(狭義におけるイタリア戦争)
軍医として戦争に携わったのですが、ここで大変困ったことがあったそうです。


戦いにより負傷した兵隊が次から次に運び込まれてきたのですが、
その時の教科書に紹介されていた治療法は、
「弾丸にあたってできた傷口は毒で汚染されているため、沸騰した油を
 注がなければならない。」


a0002_006942.jpg


ただでさえ激痛で苦しんでいる傷ついた兵士に、煮えたぎった油を
かけるのです。その治療を施された兵士たちは、大声をあげて
転げまわったそうです。


バレーは油を兵士たちに注いでまわりました。そしてあまりに
負傷兵が多いため、油がなくなってしまいました。


なんとかしなければいけない、と思ったバレーは、ありあわせの
材料で、軟膏のようなものを作りました。


・卵黄
・バラの油
・テレビン油(=松の油)


これらから作ったものを傷口に塗ってまわりました。
しかし、今までとは違う治療法に、バレーは内心ひやひやしていました。
油をかけていない患者が朝になって死んではいないか、気が気で
なかったため、朝早くに負傷兵をみまわったところ、自分で作った
軟膏を塗った患者は痛みも少なく、傷がうんでもはれてもいませんでした。


それにひきかえ煮えた油で治療した患者は、熱が出て痛みが強く、
傷口のふちが赤くふくれあがっていたのでした。


この日からバレーが、どちらの治療法を兵士に施していったかは、
言うまでもありません。


ここで出てきたバラの油、テレビン油は、精油の中にもあります。
テレビン油=パイン・オイル=オウショウアカマツ・オイル
などとも呼ばれているこのオイルですが、コーチゾン作用が
あるため、抗炎症作用、鎮痛作用などがあります。ギリシャの
医師ヒポクラテスもこの油を感染症をおこした傷をなおすために使った
記録があるそうです。(油の抽出方法は、今の時代と異なっていたと
考えられます。)


そしてバラの油(ローズオイル)にも、傷やかゆみに良いとされて
いる成分が含まれているようです。



煮えたぎった油をぶっかけられる


vs


パインとローズの軟膏を塗られる





煮えたぎった油は…。 


いくらテレビ的にオイシイからといっても、ダチョウクラブも
断ると思います。




当たり前のようなことですが、これが当たり前!
と皆が信じている中、他の方法を提案することは、なかなか
難しいものですし、人は従来とは違う方法に気づきにくく
なりがちです。


もしかしたら、毎日の生活の中にも、こういったことが
多数あるかも知れません。



私は病院でのアロマを、きちんとした職業として確立
していきたいと思っています。
志の高いかたが、ボランティアで行っている場所がたくさん
ありませうが、職業として確立しないと、後継してくれる人も
出てきにくくなりますし、技術や知識を伝えていくことも
難しくなります。


日本でアロマを医療の中で行っていくには、色々な壁が
立ちはだかっているように思われます。でも、それで
あきらめてしまっては、アロアセラピーは、ただの一過性の
もので終わってしまいます。


病室で待ちわびておられるたくさんの方の笑顔。
その笑顔のためにも、何か方法はないか、といつも考えています。


油をぶっかけていた方法しかなかった時代。
ふとしたきっかけから生まれた新しい治療法に気づいた先駆者の方たち。


意外にふとしたことから、様々な解決法がうまれるのでは、と
思います。


年末にむけて、いそがしすぎて目がまわっているアタナも、
目の前の課題の解決に向けてうなっているアナタも、
それは油をぶっかけている方法かもしれません。
私と一緒に、新しい方法を考えていきましょう。


そうすれば、素晴らしい一年の幕開けがそこに広がって
いると思います。


素晴らしい未来に向けて、ポチッ♪プリーズ!
     ↓
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ
にほんブログ村




スポンサーサイト



緩和医療の学会に認められたアロマセラピー

日本緩和医療学会が作った「がん補完代替医療ガイドライン」
というものがあります。

こちらからダウンロードできます。)


iyashi


これは、がん緩和医療に携わる医療者向けに作成された
ガイドラインで、できる限り科学的なエビデンスをもとに
現時点で推奨できることを体系的にまとめたものです。
これは、一般のかたのためというよりは、医療者のために
作られたものではありますが、臨床結果などをもとにして
作られたということからも、両者の立場から
参考にできるのではと思います。

項目は

1.健康食品(サメ軟骨、アガリクス等)
2.アロマセラピー、マッサージ、
3.ホメオパシー
4.リラクセーション
5.音楽療法
6.鍼灸
7.免疫療法(OK-432、クレスチン等)・丸山ワクチン

の7項目で
「アロマセラピー、マッサージ」については、

CQ アロマセラピーとマッサージはがん患者の身体的、
  心理的症状を改善するか?
CQ 足マッサージはがん患者における自覚症状を軽減するか?
CQ 自己骨髄移植患者におけるマッサージは、自覚症状、
  不安・うつの改善効果があるか?

の項目で、推奨度「B」(行うよう勧められる)
の評定となっています。設問の中には、臨床試験の報告がないため
評価ができないものもありました。これからより様々な
データが出てくることにより、推奨度が上がっていくこと
が期待できると思います。そのようなことからも、
アロマセラピーは患者さんにおすすめできる補完代替療法の
一つとしてあげることができるのではないでしょうか。

また、ここに挙げられた代替療法の中で、
Bの評定が得られたものは、アロマセラピーだけでした。

しかも三つも!!
ただ、他のものについても、これからの臨床試験での報告などによって
評価が高まる可能性は大いにあると思います。


病院で音楽療法が行われているのを何度か
見かけたことがありますが、表情にあふれた高齢の女性の
かたが、うれしそうに昔の歌を歌いながら病室に帰って
いかれるのを見かけたとき、音楽のパワーのすごさを
改めて感じました。


ただ、人によって音楽が好きな人もいれば、そうでない
人もいます。そういった意味で、アロマセラピーは、
人が本来産まれた時からかかせない『触れ合い』の
本能を満たすものであるため、誰にでも受け入れやすい
かも知れません。


しかし、これもやはり人によります。
何をしても、くすぐったがる人…いますもんね。


やはりこういった意味でも、普段から自分に合った
代替医療というものに目を向け、知っておくことが
大切かも知れません。




何をしてもくすぐったがる人…。
実は、ワタシもその一人…。
アロマセラピストなのに…。
ただし背中だけです。
私の背中に指をふれるなっ!
ゴルゴ13か…

こんなディーク(?)な一面は、
きっとアナタにもあるはず。
そんなステキなアナタのポチッ♪プリーズ!
     ↓
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ
にほんブログ村



注目されつつあるユズという精油

京都の一軒家に住むってどんなだろう。


そんなことを思いながら、ドライブがてら、
気になった場所や物件を自然にチェックしている
のですが、歴史あふれる京都。観光でも人気のある京都。
相場などあまり知らないワタシは、先日も輝く場所を
発見し、


『ここに住みたい!』


と、自宅に帰りネットで検索すると、
なんと




3億円…。




ちょ…ちょっと…。


ちょっとだけ(?)予算に合わないなぁ…。
なんて軽口に加え、お目が高いなぁ、ワタシ♪
とか言えば言うほどむなしい言葉を並べて
みたりして。


また別の日に、タクシーに乗ったのですが、
その運転手さんは、上賀茂に住んでおられると
いうことが判明。上賀茂は、少し郊外にはなり
ますが、上賀茂神社や鴨川に囲まれた風光明媚な
憧れの土地。


昔から住んでおられるんですか?


との問いに、


『いや~。私なんてまだまだで。
 最近引っ越ししてきはった人
 って言われるんですよ。』




そうなんだ、と思いながら、


いつくらいから住んでるんですか?と聞いてみると、



『明治時代です。』




明治って…。
明らかにその方は、昭和生まれなのです。



つまり、代々住んでいる方たちにとって、
住んでる年数というのは、ご先祖様が住んでいた
年数もそこに含まれるらしいのです。



『え…じゃぁこの前通りかかったら、新しい
 家が建っていたんですが、ああいう人たちは、
 どう言われるんですか?』


と聞いてみると、


『さぁ…。ちょっと近くにはそういう人いない
 んで分かりませんが、どうなんですかねぇ。』



最後は言葉を濁した感じでその話は終了してしまった。



もしかして、近所の人として、認められてさえいなかったり
して…。


まぁ、京都という土地がら、色々考えだすとちょっと
怖かったので、その話はこのへんで。




ここでちょっぴり話は飛びますが、
アロマセラピーという言葉が生まれたのは、1900年代
前半。ある生化学者が、自身が負った火傷を精油にひたした
ところ、驚くべきスピードで火傷がなおったところから、
研究をはじめ、精油の中に色々な薬理成分が入っている
ことを発見したことから、アロマセラピーという言葉を
作りだし、その研究を学問にまで高めたことが、
アロマセラピーの普及に貢献しています。
(しかし、実は1000年以上も前から、民間薬のような
 感じで、人々に使用されてきています。)


そのきっかけとなった精油は、
ラベンダーです。
そして、イタリアでうつなどの症状に対して
臨床で使用された
オレンジ
レモン
ベルガモット
などなど。
精油の名前をあげていくと、きりがありませんが、
その中で最近注目されている日本の植物があります。


その植物は、


ユズ



アロマセラピー界で、京都的に言うと、
もしかしたら、



『最近入ってきはった精油』



と言われるかも知れませんが、このユズ、精油としても
食べ物としても、最近海外からも大変注目されているのだ
そうです。


リモネンという成分が豊富で、血行を促進したり体を
温めてくれます。お風呂に使うと、湯ざめしにくく、夜の
頻尿を防いでくれるそうです。私もお風呂にいれてみましたが、
他のカンキツ系の精油は、肌にピリピリすることも多いですが、
ユズはピリピリする感じが少ない、もしくは感じないことが
多いようです。そして、気分も落ち着けて安らぎを与えて
くれるとも言われています。


また、果肉はビタミンEやCが豊富なため、生の
果実を搾って摂るとヘルシーですね♪



そして、このユズ、病院で患者さんにマッサージする際にいも
よく使っているのですが、とても好評です。


『何の香りでもいいよ。なんでもいいから。』


と言っておられる方でも、このユズの香りを嗅いで
もらうと、顔がほころび、



『いい香りやね~。』



と喜ばれることが多いです。
ユズという植物が、日本人の生活にいかに深くかかわって、
それぞれの記憶の中にすりこまれているような感覚を
覚えることもあるくらい、ユズの香りの精神的作用は
大きいようです。



最近入ってきはったこのユズという精油。
歴史を超えて、メジャーな精油の仲間入りをする日も、
そう遠くないかも知れませんね♪


京都の町も、アロマセラピーも、奥が深いっ!
京都に住み続けていない私は、京都人ではなく、新・京都人と
カウントされるのだとか…。もちろんアロマセラピストとしても、
まだまだなワタクシですが、いつか京都人として、そして
アロマセラピストとしてカウントされるように、
これからも走っていきたいです♪
同じ時代、同じ時間を共有して走っておられる
ステキなアナタのポチッ♪プリーズ!
     ↓
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ
にほんブログ村

あるロックスターの自殺の原因

97年オーストラリアのロックバンド、INXSのリードシンガー、
マイケル・ハンチェンスが自殺して死んでいるところを発見されました。
その原因が分からず、様々な憶測が飛び交いましたが、身近な友人や知人の
証言から、嗅覚の喪失が原因だと考えられています。


彼は自殺する5年ほど前、頭蓋骨を骨折するほどの交通事故に
遭遇しました。不幸中の幸いで、命に別状はなかったのですが、
その事故により彼は嗅覚を失ってしまったのです。


香りを嗅ぐことができないくらい…。


人はそう思いがちですが、彼はそれによって、食欲もなくなり、
性的な欲望も減少したのだそうです。
「ガールフレンドを味わうことができない。」
そう言って泣きながら友人に訴えたこともあるそうです。



香りの感覚は、人の心をダイレクトに動かすことが科学的に
分かっています。それは、香りを嗅いだときに、脳の中でも
感情や本能に近い場所に伝わるからです。


ラットの実験で、ニオイを嗅げないように手術すると、
まるでうつ病のような症状を見せるようになるのだそうです。
食欲をなくし、おもちゃにも興味をなくし、運動することを
やめてしまうのだそうです。


マイケル・ハッチェンスは、アーティストということもあり、
もしかしたら一般の人々よりも、様々な感覚に対して敏感で
あったかもしれません。快楽に対して非常に貪欲であったという
人柄からも、香りの感覚から得られていた様々な人生の喜びを
奪われたことは、普通の人が受けるダメージよりもかなり
大きかったのかもしれません。


当たり前だと思いがちな「においを嗅ぐ」という感覚ですが、
心に直結する感覚だということを考えると、消して欠かすことの
できない大切な感覚だということを、改めて感じさせられました。



関連ブログ
顔面移植の男性「一番嬉しかったこと」は・・・。



興味のあるかたは読んでみてくださいね♪
     ↓




興味のある方はぜひ押してみてくださいね♪
  ポチッ♪プリーズ!
      ↓
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ
にほんブログ村


顔面移植の男性「一番嬉しかったことは・・・。」

先日、全顔面移植手術を受けた男性のニュースをテレビで見ました。
アメリカのダラス、ウィーンズさんは2008年高圧線に接触したため、
顔面の大部分が火傷のため失われてしまったのです。目だけでなく、火傷の後、
彼の顔面を背中や脚の皮膚で覆ったため、鼻や口をも機能を果たさなく
なっていたそうです。


そして見事全顔面移植手術に成功!


手術後彼はインタビューで、一番嬉しかったことは?
と聞かれ、


「一番嬉しいことは娘と一緒に暮らせること。」


と答え、娘にハンサムと言われたと語って
いました。そして、顔に関しては?と聞かれ、
私はてっきり、顔の容姿に関することの
コメントが出てくるのかと思っていたのですが、
なんと!


「顔に関して一番嬉しいことは、


においを感じることができるように


なったことです。」




と答えていたのです。
最初はその予想外の答えに驚いたのですが、よく考えると
とても納得のいく答えです。


何かのにおいを嗅ぐと、その香りの情報が、電気信号に
かえられます。そして脳へと伝わるのですが、その伝わる場所は、
感情や本能にとても深い関わりのある場所なのです。


うれしい


悲しい


楽しい


言葉にすると一見単純な感情の表現ですが、
こんな感情にも、嗅覚は非常に深い関わりがあるのです。
もちろん顔面の手術前も、娘との触れ合いはあったはず。
色々な楽しい出来事もあったはず。ただ、そこに香りが
加わると、その感情を伴う出来事はさらに深みを増すのでは
ないでしょうか。



ちなみに嗅覚が戻って彼が一番最初に感じた香りは
病院で食事に出されたラザニアだったそう。
私たちも風邪などで鼻が効かなくなったとき、なんとなく
食事に味気なさを感じることがあります。それを思うと、
ラザニアはどんなに美味しかったことでしょう。



視覚は残念ながら失われてしまい、顔の神経なども
回復のため今後も手術が必要なようですが、おいしい食事のにおい、
季節の花々、そして愛しい娘さんの髪の香りなどが、彼を勇気づけて
くれることを願わずにはいられません。



次回はこのお話とは対照的に、嗅覚を失ったオーストラリアの
ロックスターがたどった悲劇のお話(こちら)をご紹介したいと思います。
「嗅覚」がいかに大切な感覚かを私が再確認し、香りを嗅ぐことが
できることがいかに大切かを考えさせられたお話です。
え?なになにー?って思ったアナタと、なぜか突然
ラザニアが食べたくなったステキなアナタの
ポチッ♪プリーズ!
     ↓
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ
にほんブログ村







プロフィール

ako717

Author:ako717
緩和ケア病棟でアロマセラピストと
して関わっていく中で、アロマセラピーは
体だけでなく心の中心にむかって人を
癒していくセラピーだと実感するように
なりました。セラピストとして、
アロマ講師として、たくさんの方に
アロマを知っていただくことを、
ライフワークにしようと思い
活動しています。
毎日が勉強の日々です。
家族(夫と子供二人)や、毎日の生活
の中で、キラッとしたことを見つける
のが好きです。京都市在住。
英国IFPA認定アロマセラピスト
社団法人アロマ環境協会認定
アロマテラピーインストラクター
アロマセラピスト

カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新記事

月別アーカイブ

最新トラックバック

カテゴリ

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

検索フォーム

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード